インド食◆ターリー?単品?インドで食べたもの-ターリー?単品?試さなかったけど一番安い定食は20ルピー(約50円、もちろんベジタリアン)で、多分ダールと作りおきのカレー1種類とヨーグルトとチャパティぐらいなものだろう。 40ルピーになるとカレーが2種類になり、チャパティのほかにライスと、プーリーと言う揚げたチャパティ、パパドという薄いせんべいみたいなものが1枚つく。 夫は小食の美食家?で、不思議だが私と同じくらいしか食べない。私は女にしてはやや沢山食べるほうだ。普通のターリーひとつと単品ひとつでおなかいっぱいになる。(おなかの膨れ具合によってチャパティは追加する。) 1度90ルピーのターリー1人前を二人で食べて量も質も大満足したことがあったが、おかずが6品くらい来てた。普通そんなたくさんあるとはずれが1品くらいあるのだが、たまたま店がよかったのか全部おいしかった。 私たちはターリーはあまり食べなくて、2品ほどをメニューから選んだり、並べてある野菜を指して作ってもらったりしていた。ターリーだと選べないし、作りおきの可能性が高い、ついてくるヨーグルトを食べない(あまり好きじゃない)などの理由からだ。単品だとどこで食べてもおいしい。庶民の安食堂でも、トゥーリスティックなカフェ風の店でも。 ただしベジでも1品30ルピー前後して、いろいろ食べようとすればターリーより高くつくし、何を選んでいいかわからないとかの欠点もある。 どの店でも、ターリーでも単品でも、必ず赤たまねぎの生の薄切りがついてくる。このたまねぎがまた絶妙で、インドのは種類が違うのだろうか、生でもぜんぜん辛くない!それどころか、口の中にたまねぎの味が残らない!不思議!シャクシャクいける。 それでイタリアに帰って赤たまねぎ買ってスライスして酢水にしばらく浸けてから食べてみた。まっずーー!口の中翌朝まで匂いが残ったっちゅーねん! 付け合せはたいてい、このたまねぎともう一つ何か。生大根とか、生唐辛子とか、レモンとか、トマトの輪切り。 メニューは英語で書いているところが多いのだが、予備知識がないと理解するのは困難だ。日本語でも英語でも全部カレーと呼ぶものがスパイスの調合や料理法の違いで細かく分けられて料理名がつけられてある。そのくせ「カレー」という品もメニューにはあるからなんだかよくわからない。インドに「カレー」はないというのは有名な話なのだが。 たいていメニューはこの料理名だけで、説明はない。例えばButter chicken、字面では鶏のバター焼き?に見えるが実際は鶏をトマトソースの中で煮て仕上げにバターを落とした、カレーの一種だ。ヒンディ名のついた料理も多い。 インド料理を詳しく説明した本を持っていなかったので結構困った。先にロンプラの弱点で写真がないとイメージがわかないので行きたい所が見つけにくいと書いたが、食事も同じ原理で、料理を説明し、簡単な用語集が載った項はあるが、「これを試そう」というイメージがわかない。料理の載った写真はない。これに比べたら「メニュー徹底解説!写真入!」なんていうのはミーハー感は否めないが使いやすい。 途中でロンプラの別冊で各国の食べ物だけを特集したもの(World foodシリーズ)のインド編を買ったけど、メニュー解説みたいなものがなくて思ったより役に立たなかった。次行くまでにいい本を見つけてもっと勉強したい。 次へ ジャンル別一覧
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